子どもの権利条例について「日本会議」が反対しているらしい

子どもの権利条例について「日本会議」が反対しているらしい。
http://www.asahi.com/articles/ASJ6K6W6PJ6KUTFK01F.html

「権利」というと、よく分からなくなります。
「子どものいうことを何でも聞かないといけないのか?」という誤解に陥るのは
「権利」「権利」と言いたててワガママを通そうとする人のイメージが強いのかもしれませんが、「子どもの権利」ってそういうものじゃないでしょう。

「権利」とは「当たり前のこと」だと私は言いかえます。
足踏まれたら痛い。「痛い!」って声出すのは当たり前。
「オマエはそんなこと言うな!」と押さえつけられるのが人権侵害で、人として大切にされていないことであるのは、当たり前のことを否定されるからです。
「そんなのはいかんよ」と行政が言うのは、年齢が低いほど子どもの意見はないがしろにされやすいからです。
「親の責任」「家庭がみるべき」も大切だけど、その親や家庭が子どもと合わない場合だって当然あります。そのとき子どもと親や家庭に逃げ道が与えられているかどうか。


ネット検索しても、反対してる側のネットワーキングばかりで肝腎の「条例文」そのものがどんなのかよく分からんという状況…。「子どもの権利条例+本文」でいくつか出てきますが、各自治体はもっと前面に出していいと思います。
札幌市 http://www.city.sapporo.jp/kodomo/kenri/jorei.html
相模原市 http://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/kosodate/031172.html
川崎市 http://www.city.kawasaki.jp/450/page/0000044578.html
青森市 (個人的な感想ですが、青森の条例文が好きです)
https://www.city.aomori.aomori.jp/kodomo-shiawase/kodomo-kyouiku/soudan-teate-josei/kodomo-kenri/jourei-seitei.html
名古屋市 http://www.city.nagoya.jp/kodomoseishonen/page/0000002379.html
三重県 http://www.mie-cc.or.jp/kodomokenri/mie_kodomo_jorei.pdf

各地にあるのでこれくらいにしますが、比較検討すると面白そう。誰かまとめてください(笑)。

この記事へのコメント