目黒区保育課長 架空保育士の問題は「一切なかった」

例の保育事業者について続報です。
目黒区では文教・子ども委員会でこのような質疑がありました。
赤旗の報道はこのあとです。


目黒区、平成28年 文教・子ども委員会(10月12日)の議事録(発言を一部抜粋)
http://www.kensakusystem.jp/meguro/cgi-bin2/ResultFrame.exe?Code=wpzr2wqld8wpcxemgl&fileName=H281012B03&startPos=0

質問者の石川委員は共産党の区議。8名の委員、15名の出席説明員、区議会事務局1名の出席で行われている。

【報告事項】(9)平成29年度賃貸物件による認可保育所開設事業者公募による選定結果について

○石川委員 目黒区が決定して、今現在行っている小規模保育園が、ことし12月に認可保育園になりますよね。同じ株式会社が経営している保育園、そこで今、不当解雇の問題で裁判が起こっています。同じ経営者がやっている保育園です。そこの不当解雇の問題を見ていくと、要は不正受給、架空保育士のそういう問題が出てきているわけですけども、目黒区にある今回認可する保育園のところでは、そうした架空保育士の問題や保育士がいなかったという問題はないんでしょうね。

○塚本保育計画課長  今年度、年度途中に認可化する小規模保育所に関してのお尋ねでございますが、そちらに関しては、こういった問題はなかったというふうに聞いております。私のほうでは、問題はなかったというふうに承知しているところでございます。

○石川委員  確認しますけど、一切なかったんですね。

○落合保育課長  今、12月から認可化する園についてでございますが、今現在は小規模保育所でございます。基準保育士も、恐らく5人ぐらいというふうになっておりますので、今現在において、他の認可保育園で若干指摘があったというような、保育士が十分配置されてなかったような話は昨年の段階では聞いておりましたが、目黒区の小規模保育所については、そういう状況にはなってございませんでした。その辺は確認はしております。
 今回の計画につきましては、昨年度ですので、私が計画のほうを担当していたときから事業者とは協議をしておりました。その中で、保育士の確保というのはやはり、これは他区、2つあるんですけど、そこで新設、整備するときに実際の配置状況が足りないとか、もう一つの他区では実際には定員を絞ってスタートをしたというような状況は聞いておりまして、そこが一番のネックでした。
 4月の段階で、これはまた市部も含めて2園を開設して、そのときの状況を見て、今回の認可化の計画になったということでございますので、これは近くまた東京都の児童福祉審議会の承認を得るに当たっては、保育士の配置というのも確認が求められますので、そうした中で最終的に12月1日にオープンですので、11月の入所選考に確実に保育園、認可として開設できるということを確認しなければいけませんので、最終的な確認をした上でしっかりと開設するということで、事業者に指導していきたいというふうに考えております。 以上です。

○石川委員  確認したいんですが、今度きちんと児童福祉審議会で確認した中で認可というところなんですが、過去にはここはなかったんですか、あったんですか。なかったということですか。

○塚本保育計画課長  繰り返しの答弁で大変申し訳ございませんが、過去調査した結果では、そういった問題はなかったというふうに聞いております。 以上でございます。

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